統一地方選挙 2027
無投票で消える選挙
2027年4月、全国744の議会で選挙が行われます。
そのうち282の議会は、あと1人立候補者が減れば、 投票そのものが行われません。
無投票だった議会
無投票になる議会
うち、この状態
選挙が「なくなる」とはどういうことか
立候補した人の数が定数以下だと、投票は行われません。届け出た人がそのまま全員当選します。 これを無投票当選といいます。
投票所は開きません。
誰に入れるか考える機会はありません。
何をしたい人なのかを聞かれないまま、4年が始まります。
前回(2023年4月)の統一地方選では、議会議員選挙762件のうち141件が無投票でした。 有権者が一票も投じないまま議会が構成された自治体が、これだけあったということです。
あと何人で、選挙は消えるか
2027年4月に選挙がある議会を、前回の「立候補者数 − 定数」で並べました。 数字が小さいほど、次に選挙が成立しなくなる可能性が高い議会です。
「あと1人」は、前回ちょうど定数より1人だけ多く立候補した議会です。次の選挙で1人が出馬をやめれば、投票は行われません。
都道府県別
「無投票」と「あと1人」を合わせた割合の高い順です。地域によって状況はまったく違います。
選挙区で見ると
都道府県議会や政令市などの議会は、選挙区ごとに選挙を行います。議会全体では投票があっても、選挙区によっては立候補者が定数以下で、投票が行われていません。 2027年4月に選挙がある議会のうち選挙区のある57議会では、記録のある1,040選挙区のうち 320選挙区が前回無投票でした(42議会)。
都道府県議会(41議会)では、記録のある880選挙区のうち 318選挙区・530議席が前回無投票でした。 県議選は定数1〜2の選挙区が多く、「定数2に3人」のような少数の超過はごく普通の選挙戦です。そのため都道府県議会は、 上の「あと1人」の数には含めず、選挙区ごとに示しています(記録が欠けている選挙区があるため、実際の数より少なめです)。
例:2023年の愛知県議会議員選挙の豊田市選挙区は、定数5に5人が立候補し、無投票でした。
議会ごとの状況
前回が無投票だった議会と、あと1人立候補者が減れば無投票になる議会です。
282件
なぜ立候補する人がいないのか
はっきりした答えはありません。ただ、数字から見えることがいくつかあります。
消さないために、できること
出どころ: 各選挙管理委員会の公表資料から議insが収集した前回選挙の届出候補者数と、各議会の議員定数を比べた集計です。 選挙区のある議会(都道府県議会・政令市など)は、選挙区ごとの立候補者数を合計して比べています。 記録が未収集の議会(6件)は判定から除いています。 候補者数は前回の実績であり、次回の立候補者数を予測するものではありません。最終更新 2026-11-05。